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  • 執筆者の写真株式会社マチカラ / MACHIKARA inc.

ブランドカルチャーを伝えるために

クラフトビールブランド「KOKAGE BEER」のB.Iデザイン


株式会社マチカラは、軽井沢発のクラフトビールブランド「KOKAGE BEER」(ココノホップ株式会社)のB.Iデザイン、グッズデザインを手掛けました。


「KOKAGE BEER」は、長野県軽井沢が拠点のクラフトビールブランドです。

独自のブルワリーを設けておらず、いくつかのブルワリーに醸造を委託したり、それぞれのブルワリーの特徴を活かした製造方法を取り、高品質でオリジナリティ溢れるビール造りを行なっています。厳選した麦芽とホップだけを使い自然発泡製法で造ったモルト100%のビールは「木陰でビールを飲んだ時の爽快感」 をイメージしています。


軽井沢から都内各地のフードイベント、「FUJI ROCK FESTIVAL」や「森、道、市場」などの音楽イベントや野外フェスティバルの出店を通して多様で新しいKOKAGE BEERらしいクラフトビールカルチャーを日々発信しています。



「切り株」をシンボルにしたロゴデザイン


まずは、設立時から使用されており広く認知されているだろう「切り株」のモチーフを新たにシンボリックに表現し直すという提案をしました。


さらに、ロゴをボトルやカップに落とし込んだ際に「クラフトビールらしさ」が演出できる印象的なデザインであること、KOKAGE BEERが大切にしている「自然を感じられること」を意識しながら、切り株をモチーフにした温かみを感じられるデザインになっています。

また、この切り株の中には8本の年輪が刻まれています。

ブランドが設立された2014年から4年後に作られたロゴなので、その倍であり末広がりという縁起の良い意味を持った「8」という数字をマークの中に入れ、KOKAGE BEERが創り出すビールをより広く伝えながら今まで以上に発展出来るように想いを込めました。



伝えたかったのはブランドの「カルチャー」


ロゴから派生したグッズをつくりたい、というリクエストもあり、男女問わずに普段からラフに着れるTシャツをデザインしました。

1本のボトルを手にしたイラストのみを描き、ただただ「ここのビールが好きだ」というシンプルな想いをTシャツから発信するようなものになっています。


キャッチコピーは、オーナーの采女隆博さんが考案しており、モダンジャズのサックスプレーヤーであるジョン・コルトレーンのアルバム『My Favorite Things』よりインスピレーションを受けた「My Favorite Beer.(私の御用達のビール)」というシンプルな1文を添えることでイラストの意味を強調しています。

KOKAGE BEERが美味しいビールを販売するのはもちろんですが、独自のブランドイメージをつくり、この記事の冒頭でもあげたような屋外フェスティバルや音楽イベントに出店し発信をつづけていくことで、KOKAGE BEERがビールブランドとしてだけではなく、それらを巻き込んだ1つの「カルチャー」として認知されていくことを願っています。




・ココノホップ株式会社

 https://coconohop.stores.jp/

 

クライアント:ココノホップ株式会社

プロデュース:株式会社マチカラ

グラフィックデザイン:吉田 素子 (MACHIKARAworks)


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